2006年のゴールデンパラシュート: Golden Parachutes 2006

When we talk about backdating scandal, we forget how much the resigned CEOs basked in. The amount is huge.Moira Herbst at Business Week compiled a slideshow "Golden Parachutes of the past year" that tells you all.

バックデーティング事件
で忘れちゃならないのが、引責辞任したCEOたちの退職金。ユナイテッド・ヘルス元CEOが6650万ドル(+ストックオプションが11億ドルとも17億ドルとも)、KBホーム元 CEOは1億7500万ドルでともに昨年トップクラスである。ビジネスウィーク誌のスライドから上位12名の数字を拾っておこう。

証券取引委員会(SEC)は今年、退職金の情報開示を義務付ける新基準導入に踏み切る。天井知らずの退職金も少しはしぼむかな?

2006年のゴールデンパラシュート(Source:Business Week)
姓名(社名/最終の肩書き)
退職金

備考
ロジャー・デロメディ(クラフトCEO)
3,600万ドル 給与2年分+制限付き株式14万株超
ピーター・ドーラン(ブリストル・メイヤーズ・スクイブCEO) 1,070万ドル
売れ筋Plavixの海賊版が出回り3Q売上が6億ドルの赤字。9月に解雇となるも4月までは月収5万ドル
トム・フレストン(バイアコムCEO)
8,480万ドル 株価低迷を受け9月会長が解雇したが、顧問として向こう3年間は年収100万ドル
ジョン・カナス(ノースフォーク・バンコープCEO)
1億8,500万ドル
30年間2桁台の急成長を遂げた同社はカード大手キャピタルワン・ファイナンシャルが146億ドルで買収、そちらのヘッドに
ブルース・キャラッツ(KBホームCEO)
1億7,500万ドル
バックデーティング事件で11月引責辞任。過去3年で2億3260万ドルの給与。プラス退職金で「もっと利益を出してるライバル会社の社長よりもらってるではないか」と株主たちが反発
ウィリアム・マクガイア(ユナイテッド・ヘルスCEO)
6,650万ドル
バックデーティング事件で12月辞任、地裁より退職金禁止命令が出たため左の額面は保留中。別途ストックオプションが2005年末現在の価値で 17億8千万ドル相当ある。換金すれば「米史上最高のゴールデンパラシュート」となることが予想される。
ロバート・L.・ナルデリ(ホームデポCEO)
2億2,000万ドル
株価下落でホームセンター最大手チェーンを1月3日辞任。「株価を70ドルから40ドル近くまで下げた割には豪勢ではないか」と非難轟々
ハンク・マッキンネル(ファイザーCEO)
1億2,200万ドル
41%株価が下落し任期満了まで2年を残して辞任。ストックオプション7800万ドル相当と合わせると2億ドルで「米製薬業界のトップとしては歴代最高高額所得者」となる
リー・レイモンド(エクソンモービルCEO)
9,840万ドル 制限つき株式とストックオプションの合計は2億5千万ドル、退職金パッケージは4億ドル。叩かれまくる
ジャック・ロウ(エトナCEO)
850万ドル 長年所得トップクラスのCEOの地位をキープ。ストックオプション数千万ドルなどに賢く分散
ジェイ・シドゥ(ソヴェリンバンクCEO)
4,000万ドル
業績不振で10月辞任


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