December 22, 2009

Facebookは離婚の元?:Facebook fuelling divorce?


One law firm, which specialises in divorce, claimed almost one in five petitions they processed cited Facebook. - Telegraph
Obviously FB comes next to cell phone where suspicious spouse checks to find evidence of flirting.


ある離婚法律事務所曰く、ここが処理する離婚申請の5件に1件はFacebookで見つけた情報を証拠品として提出しているという。
Divorce-Online管理ディレクターMark Keenaさんは、「配偶者の素行にFacebookで勘付いた人が沢山いるとスタッフが言うので、どれぐらい本当か調べてみたら、なんと全離婚申し立ての20%がFacebookの情報を引用していたんですよ」と語る。

「一番よくある離婚理由は、本来してならない相手と性的なチャットをしていた、というものですね」(Telegraphより)

他にはFacebookの不適切なメールやメッセージ。中には配偶者のオンラインの動きをスパイするソフトの開発で小銭を稼ぐコンピュータ会社もあるんだそうな! 携帯の次の漁場かしらね。

[Telegraph]

December 17, 2009

再生医療のアタラ博士がCBSに!:Growing Body Parts - 60 Minutes


Watch CBS News Videos Online

CBS's 60 Minutes featured Dr. Anthony Atala, who runs Wake Forest Institute for Regenerative Medicine in North Carolina, last Sunday, and I couldn't take my eyes off.  I remember him because I translated his Giz story last month.  It's definitely one of the most exciting developments now happening in medicine.  What if you can grow your body parts anew?  It's amazing.

先月ギズで紹介した臓器培養研究の第一人者アンソニー・アタラ博士がこないだCBSの「60ミニッツ」に登場した。もう画面に釘付け。

なんせ体のどっかが壊れても、ラボで培養した臓器を、まるで車の部品取り替えるみたいに移植して、しかも体の成長に従って大きくなるって言うんだから、まるで未来小説だが、こうしてCBSにも出てるところを見ると、やっぱり夢じゃない。本当に本当の話なのね。




Growing Body Parts
60 Minutes(Dec. 13, 2009、モーレイ・セイファー記者、全文

(放送の概要)

「体のパーツを新しく育てる」―サイエンスフィクションのような話だが、現に今、バイオテック各社と政府はその実現を目指して、研究に何億ドル(何百億円)という金を注ぎ込んでいる。

この研究は「regenerative medicine(再生医療)」と呼ばれ、その目的は臓器移植を待つ何千人という人、イラクやアフガニスタンから重傷で帰還した退役軍人を助けることにある。

既に組織を再生するよう人体の細胞を操作することで、鼓動を刻む心臓、耳、膀胱の培養に成功している。

「研究所では今22種類を超える組織と臓器を培養しています」と語るのは、ノースカロライナ州にあるウェイクフォレスト大学再生医療研究所を運営するアンソニー・アタラ博士。内訳は膀胱、腎臓、肺など。「可能性はエンドレスです」

記者「臓器がダメになったらただ取り替えて120歳? 150歳? …まで生きるバラ色の未来が来ると仰るんですか?」

博士「まあ、誰か臓器に支障を来たした患者さんがいても、移植の臓器を待って死ぬなんてことがないようにしたい、ということですよ」、「移植の順番待ちをしてる間に死ぬ人は毎日います。この分野の夢は、いつの日かその人たちに移植用組織・臓器を与え、生き残るお手伝いをすることです」

アタラ氏の抱えるラボは、臓器バイオエンジニアリング専門のラボとしては世界最大。指の部分から腎臓まであらゆるものを手掛けており、フランケンシュタインもうらやむほどだ。

人体臓器には臓器ごとに違う特殊な幹細胞が入っている。再生の鍵は、こうした細胞を隔離し、それからその臓器の型を充分覆えるぐらい大きくなるまで増殖するところにある。

ラボで増殖中の膀胱を見せる博士。

博士「ここでご覧になれるように、3次元の型を最初につくるんです。ここには実は細胞を塗りつけてあって、一度に1レイヤー(層)ずつやるんですね。レイヤーケーキと同じですよ」

記者「しかし、これらの細胞にどうわかると…本当に馬鹿な質問なのはわかるんですけど…この膀胱の細胞は膀胱の細胞として機能しなきゃならないとどうして分かるんですか?」

博士「自分が何をするのかは、細胞が知ってます。体の中の細胞は1個1個の中に、あなたを新たに造成するのに必要な全ての遺伝子情報が入っているんです。ですから適切な環境にその細胞を置けば、なすべきことをなすよう予めプログラムされてるんですね」

臓器によって作り易いもの、作りにくいものはある。

博士「ここにご覧に入れるのは耳の形をした型。ここにこれから細胞を植え付けていきます。そしてこちらが完全に再生した耳」 、「型は時間の経過とともに分解するような設計になってますので、組織ができるに従い型は消えるんですね」

記者「子ども向けの臓器は、子どもが大きくなるにつれ育つんですか?」

博士「はい。体は(移植したものを)自分の臓器と認識するし、子どもの成長につれ大きくなっていきます」

部位によっては全工程に6週間から8週間かかることも。

最後に見せたのは、脈打つ心臓弁。心臓弁と血管の人体テスト利用は5年以内に始まる。既にマウスを使った肝臓の生成・移植は行っている。

記者「そのマウスの肝臓はちゃんと動いているんですか?」
博士「そうですよ」

大学生のKaitlyne McNamaraさんは、生まれつき二分脊椎で膀胱が動かなかったが、9年前、他の8人の患者さんと一緒に、体外で自分自身の細胞から新しい膀胱を育てて移植した。

Kaitlyneさんは手術で人生が変わった、と言う。「ここまで良くなるなんて考えたこと一度も、一度だってなかった。今はどこにでもいる普通の大人と同じに生きてます」

UPDATE:
「アンソニー・アタラ博士のTED講演「臓器の培養」に日本語字幕がつきました。是非、ご覧ください」by Rinkoさんhttp://www.ted.com/talks/anthony_atala_growing_organs_engineering_tissue.html 






December 12, 2009

人生残り1時間だとしたら…:If I Had One Hour to Live...




...I'd spend it in this class because it feels like an eternity.
...このクラスで過ごします。永久に思えるから。

Classic. You may find it a compliment, but if you think carefully...  It's a two-stage ballistic missile.

最後の授業で学生に配る授業評価アンケートの珍回答。褒め言葉と思ってよく考えると…という二段式ミサイル。


[imgur via Digg]

December 11, 2009

タイガー・ウッズのクルーズ「プライバシー」号、名前を隠す:Tiger Woods' Boat, Privacy



Tiger Woods' boat "Privacy" as it is docked at Old Port Cove marina on December 11, 2009 in North Palm Beach, Florida. He's taking hiatus from golf.

タイガー・ウッズのクルーズ船「プライバシー」号が垂れ幕で名前を隠し、それがまた騒がれている。ウッズは今日ツアー出場無期自粛を宣言した。写真は11日フロリダ州ノースパームビーチ。

Related:
タイガー・ウッズ報道その後:Tiger Woods update

December 9, 2009

ピクサーの歌姫:Nick Pitera



Voice like no other! Nick Pitera, who made a sensational debut on YouTube two years ago with this solo-duet of Aladin's main theme, works at Pixar Animation Studios in Emeryville, CA.

2年前YouTubeに出てヒットしたアラジン主題歌ひとりデュエット。歌ってるニック・ピテラさんは、なんとピクサーで働く社員だ。



Mash-up with The Shures, the first online band.  Check his latest videos at his channel.
これはオンライン初のバンド「The Shures」とのコラボ。最新動画は以下チャンネルで!

YouTube Channel [@NickPitera]

December 8, 2009

タイガー・ウッズ報道その後:Tiger Woods update

Lost track of Tiger Woods scandal? Jump to San Francisco Examiner to see what happened in the past four days.

日々めまぐるしく変わるタイガー・ウッズ報道にもはやついていけないみなさまのために、サンフランシスコ・イグザミナー紙がこの数日間の主な経緯をまとめていた。私も最初はまさかこんな展開になるなんて思いもしなかったよ…。


火曜のタイガー・ウッズ

・タイガー・ウッズ邸からタイガー・ウッズ夫人の母が腹痛を訴え救急車で病院へ、処置後、無事退院。 link

・TMZ.com、タイガー・ウッズがサンクスギビングの翌日(事故当日)薬物飲み過ぎで病院へ行っていたと報じる。link

・Radar Online、ウッズ夫人が家を出たと報じる。link



・愛人続々。ポルノ女優ホリー・サンプソン(Holly Sampson/写真右、動画:NSFW)も浮上。ウッズ広告事業への打撃は? link

・フロリダ高速道路パトロールによると、ウッズは事故前に飲酒し、睡眠薬と鎮痛剤を服用していたという。 link

・Radar Onlineが愛人と騒がれてるRachel Uchitelの21歳当時のトップレス写真を入手。link



月曜のタイガー・ウッズ
TMZ.comにまた自称愛人登場。タイガー・ウッズはこの女性に、エリン・ノーデグレン(Elin Nordegren)夫人との結婚は単なるPR目的の偽装だと話していた。link

・英タブロイド紙、「愛人の数は9人」と報道。link

・ニューヨーク・デイリー・ニュース、Cori Ristも愛人だったと報じる(←これはあとで100%冗談のパロディーと判明)。link



・米深夜番組「Saturday Night Live」が週末の放送でタイガー・ウッズをネタにして、賛否両論(動画上)。link

・ニューヨーク・デイリー・ニュース、ポルノ女優ホリー・サンプソン(Holly Sampson)も愛人か、と報道。link

・英紙「キャリア修復のためタイガー・ウッズ、オプラ・ウィンフリー・ショー出演」と報じる。他の情報源は否定。(←アメリカではどんなにスキャンダルでダメージ受けてもオプラの前のソファでひと泣きすれば禊が晴れる、というジンクスがある)link



日曜のタイガー・ウッズ

・愛人続々浮上。12月6日(日)付けで英紙サンデー・ミラーは、ウッズ第4の愛人ジェイミー・ジャンガーズ(Jaime Jungers/写真右)の情報を独占入手。大のタイガー・ウッズ・ファンだった元婚約者から話をとる。link

・浮上した愛人の数は5人。最後のMindy Lawtonは英紙2紙が報じた。link

・「ウッズはセックス中毒なのか?」高まる懸念。テレビのDr. Drew Pinskyもこの問題を取り上げる。link>

・漫画もウッズねた人気急上昇。

・CNN、Jaimee Grubbs(2番目に浮上した人)がマスコミに愛人関係を明かした動機は、ウッズ夫人以外には自分しかいないと思っていたのに裏切られた憤りからだった、と報じる。link

・タイガー・ウッズのは夫の側に立つべきか? link


土曜のタイガー・ウッズ

・TMZ.com、愛人4号が名乗り出て弁護士を雇ったと報道。link

・Radar Online、レイチェル・ウチテル(Rachel Uchitel)さんが100万~300万ドルの口止め料をもらったと報じる。link

・Radar Online、ウチテルとウッズはセックスするとき睡眠薬「Ambien」を娯楽用ドラッグとして使っていたと報じる。link

・Radar Online、Jaime Grubbsのヌード写真を見たと報道。発表はまだだが、性的行為の時の写真はCBS Newsが何枚も出している。link

TheDailyBeast.com、エリン夫人はあと7年結婚を続ければウッズから8000万ドルもらえると報じる。ただし一切の沈黙を守り、社交行事に参加し、完璧な妻を演じることが条件とか。link


~~~~~(CM解約続々。離婚報道も)~~~~~

UPDATE:

12/18
Peopleマガジン:ママ激怒。「こんなひどい仕打ちがどうしてできるんだい」と愛する嫁・孫の身の上を案じる。

12/21
TMZ、エリン夫人は今すぐ離婚する気はない、と報道。「3年続いた愛人がいたこと+妊娠中の不倫が乗り越えられない壁となっており、信じていいか分からない」

Peopleマガジン、「プライバシー号にコストコで物資を調達し、ゴルフ仲間と一緒に19日朝バハマに旅立った」と報じる(via)。「なんでウッズがコストコなんだよ!」とまた話題に。


[San Francisco Examiner]

December 7, 2009

『奇跡のシンフォニー』の音楽&カーキ・キングのギター:August Rush's music & Kaki King's guitar


"I believe in music the way some people believe in fairy tales." - August Rush
「人がおとぎ話を信じるように 僕は音楽を信じる」 - オーガスト・ラッシュ

August Rush goes complete opposite of ONCE  I covered in my previous post.

Though both films were born in the same year and both Glen Hansard and Jonathan Rhys Meyers are Irish, Once is low financed documentary-like film featuring a guy playing guitar with the big ragged hole in it,  while August Rush is fairy tale filmed with a substantial budget and full orchestra playing the final tune.  What they try to tell us, however, is the same; how people connect through music.

Composed by Mark Mancina.  Guitar played by Kaki King (except for Dueling Guitars).  Kaki is the first female "Guitar God" named by Rolling Stone Magazine. She contributed and played music for other blockbuster films including Into the Wild and Twilight.

Many criticize that August Rush is "too good to be true," but if you want to prove music can be as powerful as to make you believe the unbelievable, the story has got to be just that.

In reality, though, even if father and son pursue music, miracle probably won't happen.  Look at Eric Clapton.  When he found, his real father (musician, married a few times like Clapton) was already dead.

So, yes, this movie is like 'matches of The Little Match Girl' at its best.   But what if there is someone out there who can only get going by believing in miracle?   Would you defy the belief, bringing up hundreds of holes in the storyline?  No.  We'd just let him/her listen to this music.


『奇跡のシンフォニー(原題:August Rush)』は、昨日紹介した『ONCE ダブリンの街角で』と同い年生まれの映画。

穴あいたギター抱えた音楽担当が主演俳優ドタキャンの穴を埋めた極貧映画がONCEなら、こちらは音楽だけを唯一の手がかりに親子が再会を果たす“おとぎ話”を予算と時間をかけてオーケストラ総動員で描いた。

まるで正反対だけど、音が繋ぐ絆、というテーマは一緒だよね。

曲はマーク・マンシーナが1年半以上かけて書いた。最初に書いたのがフィナーレの曲(上)。すべてのパズルのピースがここでひとつになる。

ギターはカーキ・キング。2006年にローリングストーンズ誌の「ギターの神」に女性として初めて選ばれた人だ。主演オーガスト・ラッシュ(フレディ・ハイモア)のギター爪弾く指はみんな彼女の手(『Dueling Guitars』を除いて)。カーキ・キングはこの他にも映画『Into the Wild』、『Twilight』に曲を書いて演奏してる。

あまりにも「あり得ない」設定で、細かい部分(年号とか)も噛み合わないため批評家の間では評価低いけど、「こんなあり得ないことを信じさせてくれるほどに音楽は強い」というメッセージは、このあり得ない設定じゃないと伝わんない(ロビン・ウィリアムズ演じる役はもうちょっとなんとかして欲しいけどさ)。

現実には再会なんて無理。万にひとつ探せたとしてもエリック・クラプトンの実父みたいに消息を探し当てたときにはもう帰らぬ人になっていた、なんてことの方が多い。同じ音楽の道を辿っていても。

でもこれってマッチ売りの少女のマッチなんだよね。そんなのみんな心の中では分かってる。ただ奇跡を信じることでしか生きていけない子がいたとしたら論理の綻び並べて打ち消す? しないよね。黙ってこの音楽聴かせるよね。


August Rush - Final scene: "Rhapsody" by Mark Mancina





December 6, 2009

『ONCE ダブリンの街角で』の字幕が謎な件:ONCE - John Carney's lo-fi Musical


So, I keep on watching this low-budget film over and over again. Why?

I just like every character in this film. I wish I were that old lady riding on the bus or one of the drunken partygoers gathering at Hansard's own flat (real),  listening to his mother singing solo (again, real).

The plot is simple.

A Guy (Glen Hansard, frontman of The Frames. According to his  interview [jp], his teacher let him quit his school at age of 13 to begin busking on street.) meets a girl (Markéta Irglová, then 17-yr-old. Daughter of Hansard's friend in Czech) on street in Dublin.  They spend some time together recording a demo CD and move on.  No kiss (The title refers to one-time kiss in the original script, but Hansard and Irglova insisted on deleting it). No hug.  They just share music.

And their music blows your mind.

All the tunes are played in their entirety, as intended by Director John Carney (former bassist for The Frames).

As some critics mentioned, its minimalist plot is similar to Before Sunrise.   But don't expect romantic film, because it's not. Once is more about significant others connected by music (like Hansard and Irglova who still keep friendship after they broke up.)   For that sense, it's much closer to August Rush, the fairy tale about an orphaned musical prodigy whose gift guides him find his birth parents.  There aren't many movies focused on that aspect of our relationships.  Maybe we're living only half of our lives...

On a side note.

When I checked its trailer, I found one mistake in Japanese subtitle. When they first had a lunch, the Girl tells the Guy that her father who used to play violin in Orchestra got arthritis and killed himself, but while he was alive, he taught her how to play piano, although she cannot afford piano now.  Well, the Japanese subtitle sums this up as this;
"I broke up with my ex-boyfriend and left Czech."
What!? She's already lying about her marital status. It's egregious. It not only ruins her reserved character of the original work but also omits a plot indispensable for what piano is all about for her and why the Guy did what he did in the ending.

Too often, whenever they see imported quasi-romance, they pepper sweet sauce all over the dish and ruin its taste.  When I wrote about Coldplay - Viva La Vida's meanings shared among English speakers, an anonymous Japanese reader said; "cold's vivala is just a love song. How can you use it for thousands of meanings?" Well, because it's a masterpiece anybody can relate to, I thought. Turned out its Japanese lyric is just that; love song.  PR folks know too well that romance sells. 


何度も観てしまう映画『ONCE ダブリンの街角で』のお話を少々。

…と思って日本語字幕の予告編を見たら、いきなり最初のランチで「彼と別れて チェコから来たの」(0:22)と激白してるのでビックリこいてしまった。



…夫の話は海のシーンまで出てこないんじゃ…(なんせ4回観てるもんで)。このカフェの会話は英語ではこうだ。
Girl  「お父さんはオーケストラで弾いてたのよ、バイオリン。でも関節炎かかって、で、自殺しちゃった」
Guy 「…え…」
Girl  「でもあの世に逝ってしまう前にピアノの弾き方教えてくれたの。ピアノなら手に負担がかからないからって」
Guy 「音楽はやるの?」
Girl  「ううん、ピアノは高くてうちでは買えない」
そう、悲しい話なのだ。どこをどうサマったら「父親が自殺」が「彼と別れて」になるわけ? 原作では決して一線を越えない節度ある女の子なのに、これじゃあ最初の食事でいきなり独身のふりしてる軽い女ではないの。それにここの会話が分からないと彼女にとってピアノが何なのか、ラストシーンも意味不明だし…これはひどい。『幸せのちから』どころじゃないぞ~。

そういえばColdplayのViva La Vidaの歌詞・解釈を紹介した時も「単なるラブソングじゃん」とコメントついてタジタジだったけど、あれは訳詞がそうなっちゃてるようなのね。聴く人と状況によっていくらでも違った意味に解釈できるのが名曲が名曲たる所以なのに、売れるからってなんでもラブ路線にするのはどうかと思う。

---

映画『ONCE』のストーリーはシンプルだ。

男(グレン・ハンサードはリアルでも音楽に理解のある先生のすすめで13歳の頃から学校やめてストリートミュージシャンしていた人)が女の子(ハンサードの音楽仲間の娘)に出会ってデモテープを1本つくって、互いの人生を歩んでいく。キスもハグもなし。共有したのは音楽だけ。

で、この音楽がほんと、素晴らしいのだ。

注意深く観ると、一部抜粋の曲はひとつもなく、全曲とも通しで流れる。これはジョン・カーニー監督(The Frames元バス)の意向らしい。

監督は最初、キリアン・マーフィー(Cillian Murphy)起用を考えていたんだけど、キリアンは音楽担当ハンサードが見つけてきた相手役が演技経験ゼロの17歳女子で、しかも自分もワンオクターブ越えの曲を歌わなきゃならない役柄と知って出演・出資を断り、ほかの出資者も引き揚げてしまった。

しょうがなく、嫌がる音楽担当ハンサードを口説き落として主演をやらせ、アイルランド映画協会(IFB)の助成金で予算13万ポンド(2000万円弱)の75%をカバーし、足りない分は監督持ち出しで補って17日で撮ったのが、この映画だ。

お金も時間もないので、街のシーンは撮影許可もとらずに、ゲリラ的に遠くから望遠で撮った。そうとは知らない通行人が、ギターを盗むジャンキーの急所を蹴って見兼ねたハンサードが「撮影中なんです」と言って監督に怒られたり…その辺の苦労話はCinema Factoryのインタビューに詳しく載ってるよ。

主演のふたりはクランクアップしてから少しつきあった。別れてからも一緒に音楽活動を続けている。

筋書きがシンプルなところは旅先で恋に落ちた2人が街を夜通しぶらつく映画『Before Sunrise』に似てるけど、あそこまでハッキリした恋愛映画じゃない。

元の脚本には1回だけキスシーンがあって、それでタイトルが『ONCE』なんだけど、主演の2人が「そういうのじゃない」と言い張ってカットさせてしまった。どちらかというと音楽でつながる友情を描いた映画で、そういう意味では、孤児が音楽に導かれて生き別れた両親と再会を果たすミュージカル『August Rush』に近い。

登場人物ひとりひとりがホントに良くて、パーティー(ハンサードの本物の自宅のフラットで友だち集めて撮った。最初に歌うのはハンサードの母親。どうりでうまいわけだ!)の酔っ払い、楽器屋のおじさん、バスに乗り合わせるおばあちゃんになりたい!…と思う今日この頃であ~る。

December 4, 2009

”Falling Slowly” Glen Hansard - Lyrics:歌詞和訳




I saw a 2007 Irish musical film "Once" last week (my review). Ordered all three CDs right off and watched it again....and again... four times already and counting.  Maybe I'll end up buying the DVD.

2007年のミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』を観た(感想はここ)。サントラなど3注文して、また観る。また。もう4回観てるので、このままDVD買っちゃうかも。

映画の話は後ほどするとして、ここではグレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァの歌う第80回オスカー賞受賞曲『Falling Slowly』を訳してみた。英語でも意味がひとつに絞れない難曲。聴きようによって意味・主客が逆転する不思議な曲なので、間違ってる自信だけはある。毎度のことだけど英語で響かしてね。


『Falling Slowly』(対訳)
I don't know you
But I want you
All the more for that
Words fall through me
And always fool me
And I can't react
And games that never amount
To more than they're meant
Will play themselves out

Take this sinking boat and point it home
We've still got time
Raise your hopeful voice you have a choice
You'll make it now

Falling slowly, eyes that know me
And I can't go back
Moods that take me and erase me
And I'm painted black
You have suffered enough
And warred with yourself
It's time that you won

Take this sinking boat and point it home
We've still got time
Raise your hopeful voice you had a choice
You've made it now

Take this sinking boat and point it home
We've still got time
Raise your hopeful voice you had a choice
You've made it now

Falling slowly sing your melody
I'll sing along

僕は君のことなんにも知らない
でも そばにいて欲しい
知らないから余計

言葉は素通りで落ちていく
いつも言葉に踊らされる僕
自分ではどうすることもできない
ゲームはいつも空回り
やる前から結果は決まってる
なるようにしかならない

沈んでいくこの舟に乗って家に向かおう
まだふたりには時間が残されている
元気出して 選ぶのは君
いま君が選ぶ道なのだから

ゆっくり落ちていく 僕を知リ尽くした瞳
後戻りなんかできない
状況が僕を捕え 消す
真っ黒に塗りつぶされる僕
君はもう十分苦しんだ
自分自身の気持ちに抗って
もう潮時 君の勝ち

沈んでいくこの舟に乗って家に向かおう
まだふたりには時間が残されている
元気出して 選んだのは君
いま君が選んだ道なのだから

沈んでいくこの舟に乗って家に向かおう
まだ僕らには時間が残されている
元気出して 選んだのは君
いま君が選んだ道なのだから

ゆっくり落ちていきながら
君のメロディー歌ってよ
僕も一緒に歌うから

December 1, 2009

やけにリアルなタイガー・ウッズ事故再現フィルム(中国):Chinese TV Knows What Really Happened to Tiger Woods That Night



Duh....

[via @jumpthesnark]

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タイガー・ウッズ、不倫の噂を否定(一転謝罪):Tiger Woods Affair With Rachel Uchitel, Denied (UPDATED)
タイガー・ウッズ報道その後:Tiger Woods update

タイガー・ウッズ、不倫の噂を否定(一転謝罪):Tiger Woods Affair With Rachel Uchitel, Denied (UPDATED)


There's only reason Tiger Woods would have been in his car at that hour is ... Black Friday sale!

"Although I understand there is curiosity, the many false, unfounded and malicious rumors that are currently circulating about my family and me are irresponsible."

Woods officially denied tabloid rumor that speculated the crash occurred after his wife discovered an alleged affair with Rachel Uchitel (photo).

The National Enquirer's editor claims he had verified the story. But Rachel Uchitel also denied the rumor saying it's her job to escort celebrities. "Not a word of it is true. [...] [The source of the story] is not even a friend of mine. I've met her twice in my life. [...]She got paid money to sell a story to the National Enquirer. I heard she got $25,000 and another girl got $25,000," she said to the Post.

I still feel it's a bit weird that his wife Elin had golf clubs in her hands ready to be used to smash the glasses to get him out of the car, but who cares.... Any couple would have a big fight over such a gossip article.

Woods became the first pro athlete in any sport to earn $1 billion last September. No damage done yet to his existing sponsorship contracts.

タイガー・ウッズ選手が運転するSUVが27日2:25am、自宅前の消火栓と木に衝突した件で、

(1)何故そんな時刻に運転していたのか。行き先は?
(2)エアバッグが発動しないほどの低速で何故ハンドル操作を誤ったのか?

という2点をめぐって様々な憶測が飛び交う中、「数日前ナショナル・エンクワイア誌が掲載したナイトクラブVIP接待担当レイチェル・ウチテルさん(写真)との不倫報道に逆上したエリン夫人が、顔を引っかいてゴルフクラブで追いかけてきたので、逃げ惑って事故った」という“自説”をTMZブログが流布し、大変な騒ぎになっている。

ウッズ選手は自分のサイトに声明を出して噂を否定した。
「好奇の目があるのは分かるが、私と家族に関して今流れている情報はその多くが誤った事実無根の悪意に満ちた噂であり、無責任と言わざるをえない」
火元のエンクワイア編集長は「裏をとった」と話しているが、レイチェルさんは「接待は仕事。個人的なお付き合いはない」と真っ向否定
「あの記事には本当の話なんて一言もない。 [...](情報を提供した子は)友だちですらない。人生で2回しか会ったことない子よ。[...]ナショナル・エンクワイヤ誌に2万5000ドルで情報を売って、別の女の子も2万5000ドルもらったって聞いたわ」

ニューヨーク・ポストに語り、訴訟も辞さない構えだ。

夫人に警察に通報するよう頼まれた近所の人たちは、「あれは事故の傷だった」と証言している。夫人はゴルフクラブで窓ガラスを割ってウッズ選手を助け出したという。物音を聞いて駆けつけた夫人の手に何故ゴルフクラブがあったかは今ひとつ釈然としないが、他人の知ったこっちゃないやね。仮に喧嘩が原因だったとしても、タブロイドに変な記事出て喧嘩にならない方がおかしい。

ウッズ選手は今年9月、歴代スポーツ選手としては初めてフォーブスのビリオネア入りを果たした。スポンサー契約に影響は出ていない。

Photo (c) WH Photography / Splash News (via NY Post)


UPDATE:



There are two other alleged mistresses; Jaimee Grubbs and Kalika Moquin (photo below), and Tiger Woods said on the web, "I have let my family down and I regret those transgressions with all of my heart. I have not been true to my values and the behavior my family deserves"(full script). After all, that Chinese TV (based on TMZ's story) got it half right...

ほかにジェイミー・グラッブスさん(バー勤務)とカリーカ・モキンさん(写真下、ベガスのナイトクラブ勤務)その他1名も交際相手として名乗りをあげた。グラッブスさんは事故3日前の24日に「妻が勘付いたので携帯の番号表示に出る名前を削除してくれ」と選手が残した留守録を12月2日USウィークリーに公開した(10万ドルで売ったという噂。事故当日奥さんから怒りの電話があったというもあるが、これは否定)。ウッズ選手はサイトで「罪があった」点を認め、家族とファンに謝罪した。結局あのTMZの話をベースに中国TV局(実は台湾)が作った再現フィルムは半分当たってたってことになる。

Kalika Moquin (c) JACKCOLTON.COM


UPDATE: タイガー・ウッズ報道その後:Tiger Woods update