マリッサ・メイヤーの裏の顔:Marissa Mayer Has Two Contrasting Reputations @BusinessInsider

"This is a great day for Google, and a nail in the coffin for Yahoo."- Former Google executive who worked under Marissa Mayer
「グーグルにとっては最高の日。これでヤフーは死んだも同然よ」(マリッサ・メイヤーの部下だったグーグル元女性幹部)- Business Insider

ひょえ~女の敵は女!

ヤフーがマリッサ・メイヤーをCEOに抜擢したニュースは驚嘆と賞賛の声で迎えられたが、彼女の元部下にBusiness Insiderが取材したら世間の評価とは裏腹な話がいろいろ出てきた。ここぞとばかりに積年の恨みをベ~ラベラしゃべってるってことも考えられるけど、そういえばツイッターに転職した元トップデザイナーも辞任のときベ~ラベラしゃべってましたっけね。以下BIより。

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[...]あとひとつ、グーグルに長い社員の間に多いメイヤー評はこうだ――大のマスコミ好き。ラッキーなグーグル早期入社組。社内では表向きの顔からは窺い知れぬほどの権限とパワーを有している。そのいじめ抜く管理スタイルが功を奏しかつては彗星のような存在だったが、ここ数年はご威光にも翳りが射してきた――。

これは、メイヤーと働いた経験のある元Googleエグゼキュティブに昨日電話で長々と取材して聞き出した、彼女と、彼女のような立場の人たちの評価だという。

彼女はこう二度繰り返し言った。「グーグルにとっては最高の日ね。ヤフーはこれで死んだも同然だわ」

その彼女曰く、メイヤーは「誰よりも人一倍働き者」で、「世の中の人の99%よりは頭もいい」が、「身の程をわきまえず」、「管理のことは何も知らず、脅迫・侮辱で押さえ込むぐらいしか能がない」のだという。

グーグルで部下として働いていた当時の上司メイヤーは「まさに悪夢」で、自分専用のお抱えパブリシストを持ち、自分用にカスタマイズしたNDA(守秘義務契約)にサインするよう部下に強要し、「自分のチームのためだけに動くシャドーの人事およびリクルート担当を抱えていた」。

「どうして彼女があれだけのパワーを持っているのか、誰にも理解できませんでしたよ。文字通り週7日、1日24時間働く人だっていうのはわかるけど」(女性元幹部)

「会いに来る人を執務室の外に並んで待たせておくんです。面談者はカウチに座って、面談者リストにサインして。みんなが見てる前で彼女の執務室の外に座って待たされて、その挙げ句、会うのは多くて5分ですよ。グーグルVPまで待たせるんですからね。何様のつもりって感じでしたよ」

メイヤーは一度、ビル・キャンベル(シリコンバレーのコーチングの神)のエグゼキュティブ・コーチング講習に参加したが、あまりにも講評に聞く耳を持たないのでキャンべルの方が匙を投げ教えるのを拒否した、という噂もあるそうだ。キャンベルとメイヤーの確執の話は別のソースからも確認がとれたが、なぜそうなったのか理由はわからないと言っていた。

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まあ、これではあんまりなので、それは20代の血気盛んな頃の話で、今はだいぶ人も丸くなって、執務室の外にも重鎮を待たせたりしてないよ、という別の近い筋の話も載せている。取材者のニコラス・カールソン記者は「まるでジョブズだな」って思ったそうだけど、このメイヤー憎しの女性元幹部も「いい人でCEO務まるなら今頃アップルないしね」とメールで言ってきたんだって。それはそう。


[Business Insider]

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