フェイスブックで妬みが蔓延―独大学調査:German Study Finds Rampant Envy on Facebook

Evil eye averting nazars, Kappadocia, Turkey (c) Wikipedia
嫉妬の邪視から身を護る魔除け「ナザール」(カッパドキア)


The researchers found that one in three people felt worse after visiting the site and more dissatisfied with their lives, while people who browsed without contributing were affected the most. "We were surprised by how many people have a negative experience from Facebook with envy leaving them feeling lonely, frustrated or angry," researcher Hanna Krasnova from the Institute of Information Systems at Berlin's Humboldt University told Reuters. ― Reuters

フェイスブックで他人のリア充ライフを見て妬みと孤独を感じ、サイト行く前より落ち込む人が3人にひとりいることが、ドイツのベルリン大学とダルムシュタット大学の合同調査で判明した。

ネガティブな影響が一番大きかったのは自分から書き込まないでロムだけしてる人。

「嫉妬で孤独・不満・怒りを感じ、フェイスブックでネガティブな気持ちを経験している人がこんなにいたとは驚きです」とベルリン大学(フンボルト大学ベルリン)情報システム研究所のハンナ・クラスノーヴァさんはロイターに話している

落ち込むとわかっててサイトに行く人は少ないので、ネガティブな気持ちになる人の一部はやめたり、訪問回数減らしたりするようだ。

嫉妬を引き起こす最大要因は「休みの写真」で、イラッと妬みを感じる瞬間の実に過半数は休暇先の友だちのリア充写真だった。

2番目は「人づきあい」で、友だちの方が誕生日おめでとうのメッセージが多いとかイイネが多いとかコメントが多いとか、そういうちっちゃいことチマチマ比べて落ち込む、というもの。

30代半ばの人は他人の家庭の幸せが一番妬ましく、女性は美人が妬ましい。

妬みの反動で、男は自分の業績をなるべく大きく見せる自己PRに走り、女は美人自慢・交流自慢の書き込みに走っている。

「受け身で誰かフォローすると、休暇の過ごし方、人づきあいのことで他人の幸せを妬むばかりの不愉快な感情が引き起こされてしまう」(報告書)

分析はドイツ人600人を対象に行った2つの調査を基にしたものだが、嫉妬は万国共通の感情なので海外でも通用するはずだ、と研究者たちは力説している。


[Reuters]



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